世界の中長距離

「世界の中長距離を語ろう」のまとめです。 有用な情報を抜き出して載せていきます。

タグ:ゲーレン・ラップ

Why Is Galen Rupp Covered in Black Tape When He Races?
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現在行われている全米選手権においては、非常に白熱した戦いが繰り広げられていますが、ゲーレン・ラップはその中でも最も注目される選手のひとりでしょう。既に五輪におけるマラソンでの出場権を得ている彼ですが、今回の全米選手権でも8度目となる10000m優勝を果たし、少々危うかったものの、5000mでの決勝進出も果たし、5000mの決勝を待つのみとなっています。

そんな彼を見ると、今回テーピングをしていることが分かります。故障なのでしょうか?
いいえ、これは、ナイキが開発した空気抵抗を減らす「エアロ・スイフト・テープ」というもののようです。ナイキによると、実験の結果、ランナーの空気抵抗を2~3%軽減することができるとのことです。空気抵抗の影響はスピードが上がれば上がるほど大きくなるだけに、もしこのテープがそれだけの成果を上げているとすれば、また一歩、科学がスポーツを進化させたと言えるのではないでしょうか。

http://www.runnersworld.com/olympic-trials/why-is-galen-rupp-covered-in-black-tape-when-he-races

Galen Rupp and Mo Farah will run in the Pre Classic, events TBD: Oregon track & field rundown
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オレゴン・プロジェクトでトレーニングを行っているロンドン五輪金・銀メダリストであるモハメド・ファラーとゲーレン・ラップですが、冬季明けのシーズンには室内レースからは離れ、ロードレースで活躍をしてきました。ラップに関しては初マラソンながらもリオ五輪米国代表の切符を勝ち取り、ファラーは、宿敵らに敗れながらも、世界ハーフで銅メダルを獲得しました。

気になる彼らの今後ですが、プレフォンテイン・クラシックに出場する予定であるとアルベルト・サラザールが述べています。種目に関しては明言していませんが、ラップに関しては以下のように述べました。
「我々はこれから、プレフォンテイン・クラシックの前にマラソントレーニングを完了し、かつ全米選手権10000mへの準備ができていなければなりません。そして通常、私は五輪予選の前に10000mを走ることは好みません。」 

以上のコメントから、ゲーレン・ラップがプレフォンテイン・クラシック5000mに出場する可能性が示唆されましたが、懸念材料としては、マラソントレーニングからの移行がどの程度完了しているのかに左右されると言えます。

http://www.oregonlive.com/trackandfield/index.ssf/2016/04/thursday_morning_news_notes_li_39.html#incart_river_index

Portland's Galen Rupp makes his 3,000 bid Friday in the USATF Indoor
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全米マラソン選手権で、初マラソンにもかかわらず優勝を果たし、さらにリオ五輪では10000mとマラソンの2種目への挑戦を示唆しているナイキ・オレゴン・プロジェクトのゲーレン・ラップですが、宣言通り、全米室内選手権3000mにエントリーし、世界室内の代表を狙うことが明らかになりました。
「トレーニングは非常に急な展開となりました」
彼のコーチを務めるアルベルト・サラザールは話します。

「浮き沈みがありましたが、3日間の調整を経て、金曜日にどのような結果になるのかを待つのみです」
マラソンからの回復期間と、トラック種目での代表獲得に向けたスピードの回復を短期間で行うという、非常に難しい状況での挑戦となりますが、全米室内選手権で2位入賞を果たした場合、3月17日からオレゴン州ポートランドで行われる世界室内選手権への出場権を得ることになります。

http://www.oregonlive.com/trackandfield/index.ssf/2016/03/wednesday_morning_news_notes_l_33.html#incart_river_index

Alberto Salazar talks after the 2016 US Olympic Marathon Trials

・リオ五輪で、ゲーレン・ラップは10000mとマラソン2種目での出場を目標とする。
・5000mとマラソンを比較分析し、マラソンを選んだ。
・(10000mとマラソンのどちらに焦点を当てているのかという質問に対し) 「両方だ」
・1マイル4分52秒ペース(3:01/km)で行った20マイルのテンポランで、ゲーレンの心拍数が150を上回ることはなかった。
・私は彼がいつか2時間05分台の選手になると思っている。

http://www.letsrun.com/news/2016/02/americas-next-great-marathoner-arrives-galen-rupp-dominates-olympic-trials-debut-meb-keflezighi-jared-ward-grab-final-two-spots-team-usa/

House of Track HP Meet #3 Men's 3,000

本日行われたトラックタウンUSA ハイパフォーマンス・ミーティング#3の男子3000mに、昨日マラソン代表選考会への出場を宣言したゲーレン・ラップが出場し、7分57秒39で優勝したことが分かりました。

オレゴン・プロジェクトのツイッターには、以下のように書かれていることから、トレーニングの一環で出場した可能性が高いと言えます。



【Result】
1 Rupp, Galen Nike Oregon Project 7:57.39
2 Milam, Willie Unattached 8:27.23
3 Arguinchona, Baxter Unattached 8:51.41


http://results.tfmeetpro.com/Athletic_Timing/TrackTown_USA_High_Performance_Meet_3/results_11.html#round_1

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